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らくちんイタリア語会話 vol.145
- 3 aprile 2005 -
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今日のテーマ: Grazie Karol
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All'umanita`,
che talora sembra smarrita
e dominata dal potere del male,
dell'egoismo e della paura,
il Signore risorto offre in dono
il suo amore che perdona,
riconcilia e riapre l'animo alla speranza.
E' amore che converte i cuori e dona la pace.
Quanto bisogno ha il mondo
di comprendere e di accogliere
la Divina Misericordia!
ジョヴァンニ・パオロ2世が遺した最期のメッセージの一部です。
イタリア時間2日午後9時37分、"Amen"の言葉の後、パーパは天に召されました。
1978年のコンクラーヴェによって法王に選出されたカロル・ヴォイティワは、イタリア人以外で
は456年ぶり、当時共産圏だったポーランド出身で、スラブ系では初の法王でした。
史上3番目となる約27年の在位期間の内、史上最多となる国々を訪問した法王でした。
アッシジに世界の宗教指導者を呼び寄せ、宗教の垣根を越えた連帯を訴えました。
東方教会も、ユダヤ教も、仏教も、イスラム教も、ダライ・ラマも、ゴルバチョフも、カストロも、
アラファトも、彼と手を取り合いました。
偉大なる法王、偉大なる政治家、偉大なる指導者でした。
最も純真な子どもたちが考える理想の世界、宗教や主義や金や覇権のために人間同士が
争い合うことがない社会、戦争のない平和な世界は、私たちは大人になるにつれ、幻想だと
あきらめ、それを子どもじみた幼稚な考えだとバカにするようになるかもしれません。
しかしそれは、カロル・ヴォイティワにとっては、幻想でも夢でもなく、明確な目標でした。
彼は、キリスト教カトリックの指導者でありながら、全ての宗教の間にわだかまる壁を壊し、
全ての思想・主義の間のこじれた関係を修復しようと努力を重ねてきました。
これから生まれてくる世界中の全ての子どもたちが、共に手を取り合って仲良く暮らしていけ
る世界を作ろうと、最期まで、彼は努めてくれました。
カロル・ヴォイティワの遺体が、公開されました。
その閉じた目は、もう開くことがありません。
さぞかし疲れたことでしょう。
ありがとう、カロル・ヴォイティワ。
安らかに、お眠りください。
Grazie Karol,
grazie,
grazie,
grazie.
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