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らくちんイタリア語会話 vol.14
- 31 ottobre 1999 -
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今日の言葉: Basta!
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先週のペルージャでの“中田ペルージャ vs 名波ヴェネツィア”初の直接対決の時、
凄い雨が降ってましたね。今の時期のペルージャでは、あんな大雨がよく降るのです。
そんな大雨の日には、古い石畳の坂道が多いペルージャでは、街のあちこちで
スリップして坂を登れずに往生しているチンクエチェントが出没したりします。
そんな日は、外に出ないで休むのが正しいペルジーニ(ペルージャ人)な訳です。
こないだの水曜日の関東から東北にかけての超大雨も、凄かったですね。
私の靴も、アドリア海に沈んだサン・マルコ広場のごとく浸水してしまいました。
止んだかと思ったらまた雨嵐が吹き荒れて、もうかんべんしてっつーかんじでした。
こんな時に叫ぶイタリア語が、「Basta! バスタ!」です。
動詞「bastare = 十分である」の3人称単数現在形で「それは十分だ」を意味します。
語調によってニュアンスが変わり、様々な場面で使われます。
「もうたくさんだ!」という意味では、以下の様な場面で使います。
家中をマジックやクレヨンで落書きする子供に対して、
隣の部屋で大音量で音楽を鳴らし叫び歌っている隣人に対して、
しつこくイタ電をしてくる変態ストーカーに対して、
月曜の朝っぱらからラチのあかない話を長々と3時間し続ける課長に対して、
民間企業が大規模なリストラ策を発表する中ヌクヌクと居座り続ける政治屋に対して、
思いっきり叫んで下さい:
「Basta! Smettila!!!(バスタ! ズメッティラ!!!)」
意味:「Enough! Stop it!!! もうたくさんだ! やめろ!!!」
また、ごちそうしてくれたホストの方にパスタのおかわりを聞かれた時、
レストランでソムリエに新しいワインはいかがと聞かれた時は、丁寧な口調で、
「Basta, grazie.(バスタ、グらーツィエ。)= もう十分ですよ、ありがとう。」
と言って下さい。
他には、「その仕事どのくらいで出来る?」と聞かれた時、
「Bastano due ore.(バスタノ ドゥエ オーれ。)= 2時間あれば十分だ。」
とか、「この料理、なんか味うすいんちゃう?」と言われた時、
「Basta mettere un po' di sale.(バスタ メッテれ ウンポディ サーレ。)
= ちょっと塩かければええよ。」とか使ったりします。
●語句
bastare = be enough
smettere = stop. 源は下記「mettere」に反対を表す接頭辞「s-」が付いたもの。
Smettila =「smetti」は2人称単数命令形。「la」は「それ」を意味します。
= Piantala(ピアンタラ) = Finiscila(フィニーシラ)とも言います。
先週まで日本に来てたイモラの友人が使ってたボロンニャ方言では、
Bona le'(ボナレ)と言うそうです。ボロンニャ行ったら使ってみては?
bastano = bastareの3人称複数現在形。主語「due ore」が複数の為、複数形。
mettere = put
un po' di =「a little of〜 少しの〜」という意味。
sale = salt
明日11月1日は、イタリアの祭日「Tutti i Santi」(諸聖人の日)です。
「トゥッティ イ サンティ」と読み、「All the Saints」という意味です。
カトリックの行事で、天に召され聖人となった人たちをお参りする日です。
日本のお彼岸みたいなもんです。
ちなみに、今日アメリカで大騒ぎされるであろうハロウィンは、この万聖節の前夜祭
という意味合いも多少はあるようです。
イタリアで仮装パーティーみたいなことは、2月のカルネヴァーレの時期にやったり
します。私がいた会社では、近くのディスコテーカを貸し切ってやってました。
私のホームページにも、そのパーティーの模様を載せようかとも思いましたが、
女装した私のあまりのおぞましさに思いとどまっております。 |