| ------------------------------------------------------------------------
らくちんイタリア語会話 vol.7
- 12 settembre 1999 -
------------------------------------------------------------------------
今日の言葉: Superstizione / Venerdi` 17
------------------------------------------------------------------------
今日の言葉はsuperstizione(スーペるスティツィオーネ:superstition 迷信)です。
(スティービー・ワンダーの名曲「superstition」っていうのがありましたね)
イタリア人は、かなりの迷信好きとしてヨーロッパ・アメリカでは有名です。
映画「Moonstruck」でも、迷信好きなイタリア人たちがたくさん出てきました。
このことを知っていると、この映画はより一層面白く感じるでしょう。
また今週の金曜日は、迷信好きなイタリア人にとってはちょっとした日です。
「Venerdi` 17」(ヴェネるディ ディチァセッテ:17日の金曜日)なのです。
イタリア人にとって、「不幸をもたらす日」とされている日なのです。
イタリア人にとって、アメリカ人の「13日の金曜日」は意味を成しません。
逆に、イタリア人にとって「13」(tredici トゥれーディチ)という数字は
超ラッキーナンバーなのです。
イタリア人の人生最大の夢、totocalcio(トトカルチョ)の一等賞が「13」なのです。
13試合全ての結果を当てたのが「13」、12試合だけ当たったのが「12」という具合。
また、街の広場にでてるedicola(エディコラ:売店)をよく見てみると必ずといって
いいほど、赤いツノ(corno rosso コるノろッソ)のアクセサリーが売ってます。
また、馬の蹄鉄(ferro di cavallo フェーろディカヴァッロ)のアクセサリーみたい
のも売っています。これらはportafortuna(ポるタフォるトゥーナ:幸運のお守り)
なのです。
服のどこかに何か赤いものを身に付けておくことも、sfortuna(スフォるトゥーナ:
悪運)をさけるとされています。
鉄を触ること(toccare ferro トッカーれフェーろ)も悪運を避けるおまじないです。
この他にも、一般的に知れ渡っているものから個人的に勝手に作っているものまで、
イタリアには限りなく迷信が存在します。
イタリア人に「あなたは迷信深い?
(Sei superstizioso? セイスーペるスティツィオーゾ?)」
って聞くと、たいてい「いいや!俺は迷信深くないよ。
(No! Non sono superstizioso. ノ!ノンソノスーペるスティツィオーゾ。)」
って答えるでしょう。
でもそんな人に限って、黒猫(gatto nero ガットネーろ)が目の前を横切ったり
したら、わざわざ別の道を行ったりするのです。
●語句
superstizione = superstition
(前にも書きましたが、英語の-tionを-zioneに変えるだけでイタリア語になります)
superstizioso = superstitious
(形容詞の場合は-tiousを-ziosoに変えて下さい。女性に使う時はsuperstiziosa)
portafortuna = 動詞 portare(=bring, carry. 英語 portableの語源)に、
名詞 fortuna(=luck, fortune)がくっついて「幸運を運ぶもの」の意味。
sfortuna = fortuna の前に接頭辞 s-(この場合、反対を表す)がついて「悪運」。
イタリアで、黒猫が横切った道を避けて通ることは、赤信号で横断歩道を渡ること位
身に染み込んだ習慣と言えるかもしれません。(言い過ぎ?) |